10.29.2006

#019 花

花言葉を背負わされていない、花に惹かれる

名前や肩書きは所詮、人間のシステムで生まれたものだからだ
てか、名前がないものなんて腐るほどある
名前がある世界が表とみんな信じてる
闇市やドヤ街などが裏になってしまうのも
「名前」がないからかもしれない


そんな世界のほうがもしかしたら先入観を消せれて
素敵なのかもしれないと思った
芸術家が自作を「無題」としたりするのも
名前性への抵抗だと思う


そんななか、ポスターデザインコンペに参加しました
今年の「卒、」のカラーを決める重要な作業です
といっても、何分身体を壊し精神的にもボロボロで
卒論も上手くいかず、とてもクリエイティブとは呼べない
そんな日々でした
でもそんな時だから参加しましたよ、はい
もちろん時間はかけれませんでしたが
たかがポスターデザインでも自分の問題意識が
沸々と浮かび上がってきます
そう、これです
やっぱいいですね、ものつくりは・・・

コンセプトも概ね理解が得られ
やっぱり選ばれるのは嬉しいものですね
全体的に暗いのでブラッシュアップは必要ですが

野原に咲く名も無い一輪の花を、建築そのものに見立て
、けんちくみつけた? と投げかけてみる
旅先ではなんでもない景色に心打たれるもの
それをなんでもない花と景色で表現したかった
建築じゃない人が見ても分かる、見た事がある
「なんでもない」風景


けんちくはもしかしたら野原に咲く雑花を見つけるみたいに
難しいことなのかもしれない
いや、簡単なことなのかもしれない
それはボクたちもまだわからないけど「旅」をし続けることで
分かっていくのかもしれない


10.19.2006

#018 しるし

最初からこうなることが決まってたみたいに
違うテンポで刻む鼓動を互いが聞いてる
どんな言葉を選んでも どこか嘘っぽいなあ
左脳に書いた手紙 ぐちゃぐちゃに丸めて捨てる

心の声は君に届くのかな
沈黙の歌に乗って

Darling Darling
いろんな角度から君を見てきた
そのどれもが素晴らしくて 僕は愛を思い知るんだ
半信半疑 傷つかないための予防線を
今微妙なニュアンスで君は示そうとしている

同じ顔をしてると誰かが冷やかした写真
僕らは似てるのかな それとも似てきたのかな
面倒くさいって思うくらいに 真面目に向き合っていた
軽はずみだった自分を羨ましくなるほどに

心の声は誰が聞くこともない
それもいい その方がいい

Darling Darling
いろんな顔を持つ君を知ってるよ
何をして過ごしていたって 思い出して苦しくなるんだ
カレンダーに記入したいくつもの記念日より
小刻みに鮮明に僕の記憶を埋め尽くす

泣いたり 笑ったり
不安定な思いだけど
それが君と僕のしるし

Darling Darling
いろんな角度から君を見てきた
共に生きれない日が来たって どうせ愛してしまうと思うんだ

Darling Darling
Oh My Darling
狂おしく鮮明に 僕の記憶を埋め尽くす
Darling Darling

10.18.2006

#017 未地図

先日、自分が参加している「卒、」という団体の
今年のコンセプトを決める会議があった

この作業は設計課題でいつも行う作業だ
何が言いたいか端的に表すこと
つまり色々な言葉をそぎ落として行く作業
これが、兎に角おもしろい
「旅」という言葉から探っていく
ブレストさせていくと、出るでる色んな言葉
一番ヤラれたのは
「知らない匂いに出逢う」

センスがある言葉だ
旅からのイメージを臭覚に訴えたところがいい
艶がある文って、たまらんです

俺はというと、未地図
本当に自分の方向性を考えるために旅したり
「卒、」会議で京都に幾度、出かけると
ようやく、自分の地図が描き出される
そんなことに、気付いたからだ

なにか、ジャンプしそうな言葉にワクワクする

10.13.2006

#016 ユビキタス

いたるところに存在すること、つまり偏在
なんか嘘くさい言葉だ

言葉にはとても気を使ってしまう
最近、やけに建築がやさしい
のっぺりしてきている
それぞれがズレながら関係を保つ、とか
緩やかに分節しつつ、とか
もぉ、飽き飽き

いや、そのこと自体批判しているのではなく
それがあたかも正常解の如く、振る舞っていること
それを疑問に思っている

昔の日本の家を見れば、縁側やら土間やら
それこそ必然的に「緩やかに分節」してきた文化があった
まさに、お家芸のはず

住宅がウソとマコトを抱き合わせするようになり
都市にも同じ現象が漏れだし
広場がいらない都市になった
ユビキタスを牛耳っている黒幕は
広場かもしれない


どこにも存在しえない、そこにしかない空間
それが悪い意味で孤立化していく世の中でいいのか

カテドラルの光を浴びながらふと、思った


10.10.2006

#015 僕の歩く道

自閉症役の草彅剛が健常者と生きて行くドラマ

草彅剛の演技は最近、目を見張るものがある
目の演技が実に上手い
「間」という考えは何も空間だけではなく
時間や空気などにも現れることを
再認識する

それはもちろんカメラワークにも左右される
岩井俊二なんかは目線を撮るのが上手く
好きな監督の一人だ
目線の先に何かの終わりを予感させたり
涙の場面では涙の行き先に終止したりする
邦画が揶揄されやすいが自分は
邦画が好きだ


それにしても「自閉症」というテーマは今の時代
とてもリアル、に映る
自閉症じゃなくても人間関係が上手くいかない人が
今は多く、社会問題にすらなっているからかな
なんかリアル、だった

10.09.2006

#014 恋愛冩眞

きっかけは友達からの薦めだった

卒論漬けの毎日で頭ん中がスパークしかけて
ぐぁぁあーーーーーー!!!!
ってなったとき借りてたのを思い出し、読む

なんか、恋ってやっぱいいな
単純にそう、思える本
自分は建築だけが夢って人じゃ、実はない
最高に惚れた人と幸せな家庭を築きたい
それも夢
そのくせ、恋とか今はいいやって逃げたりする
なんなんやろ・・・

でもさ、建築ってつくづく思う
建築っていうデッカい木があったとして
一見、独り立ちしてて大樹に見える
でも、その木の足下掘ってみると
無数の根っこが土に生えていて
色んな根っこと絡みながら支えてる

実際の建築もそうだ、と思ってて
建築は色んなことに繋がってたりする
連鎖してくから、建築は終わらない
だから責任も続く


「左の人 右の人
 ふとした場所できっと繋がってるから
 片一方を裁けないよな
 僕らは連鎖する生き物だよ」

そんな歌詞の重さに気付く
そう、連鎖するということだけでも
人間と建築は似ているのかも知れない


10.06.2006

#013 おとん

昨日、おとんの誕生日だった
んで久しぶりに家族で外食
みんなで簡単なプレゼントをあげた

でも今自分、ほんま金なくて個人的には
なんも買ってあげれんかった

なんか情けないな、オレ


今でも尊敬してるんは両親で変わらない
家族もみんなでカラオケ行くぐらい仲いい
でも全然、恩返しできてへんと思う


焦るわぁ・・・・・・




一歩、一歩進むしかないのかな

10.03.2006

#012 圓通寺

先週末、また京都に滞在してました
目的は僕が参加している「卒、」という団体の説明会
とてもいい説明会になった
ていうか、いい出会いがまたあった
つくづく人生はおもろい、と感じた

大学3年のときの「川越の家」という課題のとき
自分のテーマは借景だった
その時、参考にした圓通寺に今回お邪魔できた
普通の民家を分け入ったところにあるんですが
控えめに佇むその装いは、粋すら感じます

龍安寺とは違う、なんだろ・・・
借景が身体スケールでは語れない奥行きを持っている
比叡山を借景させた風景は幻想空間みたい
自分が訪れた時は比叡山に雲がかかり
2時間ぐらい、ぼーーとしてました

時間に身をよせるって、ほんま贅沢です